血液

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血液

心臓から送り出された血液は、わずか20秒というスピードで全身を巡り、
再び心臓へ戻ります。だからこそ血液はサラサラである必要があるのですね。

驚異的なパワーで、休まずに働き続ける血管と血液は、
どんなしくみや成分でできているのでしょうか?

突然血管が詰まって酸素の供給が止まると、脳で4分、
心臓なら3時間で細胞が酸欠によって壊死してしまいます。
つまり、血管のトラブルによる血液の渋滞はまさに命取りに
なる危険性をはらんでいるのです。

私たちの体は、血管を通じて血液が糖分や酸素など生活に必要なものを運び込み、
その一方で、炭酸ガスや体内でできた老廃物を
運び出して処理する仕組みになっています。
血管の種類は大きく分けて動脈、静脈、毛細血管です。

これらの血管をつなぐと全長約9万qで、なんと地球のおよそ2周半
という長さになります。
動脈には栄養と酸素を含んだ血液が、静脈には体内のあちこちから回収した
老廃物と二酸化炭素を含んだ血液が流れています。
動脈は心臓からの強い圧力を受けた血液が流れるため、
圧力に耐えられるような構造になっています。

特に大動脈は弾力性の強い線維が層になっており、
伸縮性も高いため血液の強い流れを受け止める事ができるのです。

一方、静脈では勢いよく血液が流れているわけではなく、
体を動かしたり呼吸をしたりして生まれるわずかな圧力の差で静脈が圧迫され、
血液が先へと送られるのです。

そのため静脈には逆流を防ぐ弁が随所についています。
体を動かさないと血流が悪くなるのは、静脈の血液が流れにくくなるからです。
毛細血管とは文字通り髪の毛よりも細い血管で、
全身の細胞に栄養と酸素を届けるために体のすみずみまで張りめぐらされています。

髪の毛の20分の1程度の細さなので、肉眼では見えません。
毛細血管には血管の太さを調節する筋肉がないので、自身で収縮することはできません。

動脈から流れてきた血液が毛細血管に入ると、
その血圧に押し出されて血管壁から少しずつ染み出て栄養や酸素などが細胞に渡されます。

逆に静脈へと向かう毛細血管では二酸化炭素や老廃物を受け取ります。
全身の細胞ひとつひとつが活動できるのは毛細血管があるからなのです。

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Category 健康

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